当院は、京都府福知山市にある、「患者様の笑顔と健康を守る」を理念とした歯医者です。
精密根管治療に力を入れており、高い技術と経験で、根管治療の難しい症例にも対応しております。
このページでは、精密根管治療について詳しくご説明します。
精密根管治療の種類
精密根管治療は、虫歯が神経にまで達してしまった歯の根っこの治療です。
根っこ(根管)の内部を消毒・洗浄を行い、薬剤を詰めて密封します。
- 抜髄
重度の虫歯で歯髄(神経や血管)まで細菌に感染した場合に、歯髄を取る治療です。 放置すると、歯髄が壊死して歯根の先に根尖病巣(膿の袋)ができ、症状がさらに悪化します。
- 感染精密根管治療
以前に行なった精密根管治療が不十分だった場合や、歯髄が壊死した場合などにできる根尖病巣(膿の袋)の治療です。
- 再治療
以前に精密根管治療を行なっている場合、2回目以降の精密根管治療です。
難しい治療となり、場合によっては保存が難しいケースもあります。
- 外科的歯内療法
歯槽骨(歯を支える骨)にまで感染が進んだ場合、歯肉を切開して歯槽骨の感染した部分や根尖(歯根の先端)を取り、密封する治療です。
精密な根管治療とその後の精密な被せ物を行うことで、根管治療の成功率は格段に上がります。
詳細は以下の表をご覧ください。
※スマートフォンからご覧の方は横にスライドしてください。
根管治療の精度 | 被せ物の精度 | 根管治療成功率 | |
Casa1 | 〇 高い精密度 | 〇 自費(精密)被せ物 | 91.4% |
Casa2 | △ 中度の精密度 | 〇 自費(精密)被せ物 | 67.6% |
Casa3 | 〇 高い精密度 | × 保険の被せ物 | 44.1% |
Casa4 | × 低い精度 | × 保険の被せ物 | 18.1% |
精密根管治療の流れ
精密根管治療は、以下のステップで行われます。
- 検査・診断:レントゲン写真やCT撮影などを用いて、歯の状態を詳しく検査します。
- 麻酔:歯に麻酔を注射し、痛みを感じないようにします。
- アクセス:歯を削り、神経に通じる穴を開けます。
- 根管長測定:根っこの長さを測定します。
- 根管形成:専用の器具を用いて、根っこの内部を清掃・消毒します。
- 薬剤の充填:根っこの内部に薬剤を充填し、密封します。
- 仮封:仮の詰め物をして、治療終了となります。
- 経過観察:数ヶ月後にレントゲン写真などで経過観察を行い、問題なければ最終的な詰め物を行います。
精密根管治療の費用
精密根管治療の費用は、治療の内容の難易度や使用する材料によって異なります。
¥55,000〜(税込)
詳しくは、初回相談時に担当医にご相談ください。
精密根管治療に関するよくあるご質問
精密根管治療は痛いですか?
麻酔をしますので、治療中の痛みはほとんどありません。
精密根管治療はどれくらいの時間がかかりますか?
治療の内容や根っこの状態によって異なりますが、一般的には1回あたり30分~1時間程度です。ただし、複数回の治療が必要になる場合もあります。
精密根管治療は保険適用されますか?
一部、保険適用される処置がございます。詳しくは、当院までお問い合わせください。
精密根管治療を受けると、どのようなメリットがありますか?
精密根管治療を受けることで、以下のメリットが期待できます。
・歯を失うリスクを減らすことができる
・痛みや腫れを抑えることができる
・審美面の改善
・咬合機能の回復
精密根管治療の成功率はどのくらいですか?
治療の内容や根っこの状態によって異なりますが、一般的には80~90%程度です。